環境
この記事は、Windows10のWindows Subsystem for Linuxを利用したUbuntu環境で実行しています。
環境構築の方法はこちら
WindowsでLinuxを動かす【Windows Subsystem for Linux】
目的
Raspberry Pi Zero WHの環境設定がひと段落してきたので、microSDカードバックアップを取っておくことにしました。Boot imageをmicroSDカードに書き込む際に使用したツール(ETCHER)を起動すると...
やりたいこと
Ubuntuでは「sudoコマンドの利用が推奨」されており、初期状態では「rootでログインできない」&「suコマンドでrootになることができない」設定になっています。
sudoコマンドを利用するのがセキュリティ上好ましいのは理解していますが、個人で使うには面倒なので「rootでログイン」&「suコマンドでrootに切り替え」ができるように設定します。
設定前の動作
初期状態ではrootのパスワードが設定されていないので、以下のエラーが発生してrootになることはできません。
$ su
Password:
su: Authentication failure
設定方法
■手順1. rootパスワードの設定
$ sudo passwd root Enter new UNIX password: <任意のパスワード> Retype new UNIX password: <同じパスワードをもう一度> passwd: password updated successfully
以上で終了です。
動作確認
$ su Password: <パスワード> #
suコマンドを実行して、rootになることができれば正常に設定できています。
本来、sudoコマンドを利用して管理者権限でコマンドを実行するように推奨されていますので、くれぐれもリスクを認識したうえでお試しください。
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